広東省中山市
地理 広東省中央部。シナ海に面し杼杼、香港・マカオに隣接している。
気候 亜熱帯気候、年平均気温21.8
人口 駐在人口約130万人、外来人口約70万人
面積 1683ku
産物 魚、米、バナナ、椰子、マンゴ等
歴史 中国民主主義革命の先陣を切った孫文(孫中山)先生の故郷である。
1995年、「国家衛生都市」及び全国範囲での「園林緑化都市」に入選された。

     

        <最新投資環境情報>                                         

  中山火炬高技術産業開発区
地理 中山市の東部、珠江河口と南シナ海に面する珠江デルタの中心地に位置する。
面積 70ku
交通運輸 <水路>
広東省の対外開放のキーポイントである中山港を有し、年間貨物量は800万トン、世界主要な港と結ばれている。フェリーは中山港と香港の間で、毎日14便が往復しており、片道約75分間。旅客輸送量は十年間続けて広東省で一位。

<陸路>
北京から珠海まで続く高速道路が、開発区の全域を貫いている。広珠道路の東線、仙道路を経由して広州、深、珠海等の主な周辺都市まで車でいずれも1時間程度と近い。鉄道輸送は広州を経由して、全国につながっている。

<空路>
100
km以内に広州、深、珠海、香港とマカオ等の空港が六ヶ所。
 

エネルギー <水>
開発区の一日当たりの水道供給量は
26万トンで、区内の工業用水及び生活用水の需要を充分に満たしている。  

<電力>
開発区は電力も豊富であり、現有の22万ボルトと11万ボルトの変電所以外にも、新築の50万キロワット火力発電所の2台の発電機が、既に電力供給網に送電し始めている。電力建設の速度は常に経済成長率を上回り、将来の経済発展の為にフルな電力を準備している。
  

歴史 1991年3月、ハイテク産業基地を設立

1994年4月、全国初の健康医薬産業基地を設立

1999年10月、全国初の包装印刷生産基地を設立

2000年4月、国家ハイテク製品輸出基地と認定
  
現況  開発区は、科学技術産業エリア、電子情報産業エリア、健康医薬科学技術産業エリア、包装印刷工業エリアと民族工業エリアの五つの工業園地から構成されている。現在、操業している企業は既に300社以上に達成し、電子通信、化学工業、バイオテクノロジー、新材料、新エネルギー源、光機械電気一体化、現代包装印刷を主体とした七つのハイテク技術集合体を形成している。2000年末までの工業総生産額は累計で180億人民元と見込まれ、前年比34.5%増、輸出外貨獲得総額は6億ドルで、科学技術要因による経済発展に対する貢献率は50%に達し、中山市の新しい経済成長ポイントとなった。
 お客様の保税業務の展開に利便を図るため、保税倉庫を設立しており、保税区と輸出加工区も建設計画中。港に物流センターを建設し、企業に通関、輸出入、倉庫、輸送等“一条龍(一匹の龍)”という一連の包括的サービスシステムを随時提供している。
 世界にさきがけ優秀な企業を開発区へ誘致するため、開発区管理委員会は三級誘致機構と外国企業に対するサービス機関を設立している。企業にすべての面で行き届いたサービスを提供するため、専門スタッフで構成するチームを作り、関係優遇政策と照らし合わせて、人材導入、資本運営、知的技術出資等開発区に当てはまる具体的な政策と措置を作成し、政策の安定性を保つため、優遇政策を法律文書で保証し、多くの行政規則も公布して、系統化した政策体制を整えることで、外資企業の利益を法律により充分に保障している。
  
主な外資系
投資企業
 日本住友電気会社、日本TORAY会社、日本花王会社、台湾復盛機械電力社、香港東茗AUDIO機器社、台湾ACER社、台湾UNION石油化学社、台湾合化学品社、台湾祥電子、日本武蔵塗料会社、日本住友ゴム会社、日本大橋化工会社、スイスFORMATEST社、ドイツMEIKO社、イギリスVOLEX社、アメリカSHIPLEY社等。
  
優遇政策
1 新しく設立されたハイテク企業は、利潤を得たその年から所得税を二年間免除される。
 
2、 ハイテク企業として認定されたすべての企業は、所得税を15%の税率に減税される。又、輸出製品の売上げが該当年度の総合売上の70%以上を占める外資企業の場合は、財政部門と税務部門の審査の上、所得税を10%に減税される。
 
3、 外国投資企業には、所得税の「二年免税、三年減税」の優遇対策が享受できる。その後、ハイテク企業或いは先 進技術基準に符合することと認められた企業の場合、税法の規定税率に基づいて、所得税の半額免税待遇を三年間延長することができる。外国企業が所得利潤を当開発区に再投資して設立或いは拡大したハイテク企業、プロジェクトと製品については、その経営期限が五年以上である場合、納付済みの再投資部分に該当する企業所得税が還付される。
 
4、 ハイテク企業として認定された企業が納付する増値税の地方に残す部分の50%は、開発区財政部門より企業に還付されることができる。
 
5、 他の都市から転勤で中山市のハイテク企業に入籍する中級以上の科学技術人材及びその直系親族については、優先的に移籍の手続きを行い、都市増容費を免除する。
 
6、 外国投資企業に対して、土地使用管理費を免除する。
 

                                                          

 お勧めポイント

1.

温暖な気候
 
亜熱帯気候に属する温暖な気候で、年平均気温は21.8℃。物産が豊かで、魚と米の産地として知られている。1995年には「国家衛生都市」及び全国範囲での「園林緑化都市」に入選された。
     

2. 

交通が便利
     
圳・香港と海を隔てて向かい合っている。南は珠海・マカオと隣接し、北は番禺・順徳経由で広州へ。開発区には広深珠高速道路・広珠道路の東線が全区域を貫き、広州・珠海・マカオ・江門・圳等の周辺都市まで車で1〜2時間程度。香港までは日に14便のフェリーが行き交っており、約75分。周囲100km以内に広州、仏山、圳、珠海、香港、マカオの計6ヶ所空港がある。
  

3.

充実したインフラ
  
電力設備が充実し、水道供給量も需要を満たしている。区内には輸出入貨物の検査場所と保税倉庫があり、税関、商品検査機関、衛生検疫機関及び通関代行業者等が備わり、貨物の通関及び検疫が便利である。国内の大銀行は全て区内に支店・事務所を開設している。区内には公安支局も設立されており、所轄の派出所の設備・人手も充分。専門の守衛会社も治安維持の為の護衛サービスを提供している。病院、ホテル、商業センター、学校、デパート、レストラン、保険会社、外国人向け別荘、職員寮、体育娯楽等の設備も充実している。
     

4.

充実したサービス体制
  
日本語・英語等外国語の対応も充実、言葉の心配は無用。
       

5.

優遇税制
  
上記の税金関係の優遇政策が行なわれており、税金が安い。